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河村 拓馬; 井戸村 泰宏; 宮村 浩子; 武宮 博
Proceedings of SIGGRAPH Asia 2015 (SA 2015) (Internet), 4 Pages, 2015/00
本論文では多変量ボリュームレンダリング向けの新しい伝達関数設計手法を提案する。この手法は従来の1次元伝達関数や変量の論理演算によって多次元伝達関数を生成するものである。この手法は解析者が変量の相関を抽出したり、多変量に対するサーフェスやボリュームの統合表示をしたりできるようにする。そしてこの手法は幾つかのスーパコンピュータ上で最適化されている遠隔可視化システムPBVRに実装されている。原子力分野における燃料溶融の多層シミュレーションから得られたデータに対して実験を行い、溶融物の複雑な挙動を抽出することで有効性を示した。
河村 拓馬
Proceedings of SIGGRAPH Asia 2015 (SA 2015) (Internet), 2 Pages, 2015/00
このセミナーは大規模複雑データの可視化が可能な遠隔可視化システムPBVRの実践的なガイドである。既存の商用可視化ソフトは、元データや可視化要素であるポリゴンの増大により、可視化結果を得るのに数時間から数日かかるという問題があった。PBVRは画素ベースの粒子データを分散可視化モデルで用いることで大規模データの対話的可視化を実現したシステムである。PBVRはクロスプラットフォームで開発され、京コンピュータをはじめとする様々なスーパコンピュータで動作する。このセミナーのゴールはPBVRの原理を学び、オープンソースソフトPBVRの使い方を習得することである。